自動運転の実現は近い。 そんな話題をたまに見かけるが、 開発の現場にいるエンジニアの目から見ると、 自動運転なんて、遥か先の話に思われる。 どこだかのIT企業が、ウン万`の走行実績がウンヌン。 とか言っていたが、 それって要するに、開発は始まったばかり。 という意味なのだ。 実用化されて久しい“カーナビ”という技術でも、 『素人』が作ったスマホ用アプリに従って走ると、 気が付くと高速道路を逆走させられていたり。 地図上でルートを描くのと、実際に道を走るのは、 それだけ違うのである。 こういうのは、いっぱい走って経験を積む以外に無い。と思う。 実際のソフトの仕様は知らないので、本当の所は分からないが、 多分、現在開発中のソフトでは、 ガス管や下水管をほじくり返していて片側交互通行の道では、 うまいこと走れず、良くて立ち往生、酷ければ穴に落ちるだろう。 きっと、交通整理のお兄さんと、 突如公道に躍り込んできた変態的パフォーマンスグループを 見分けることはできまい。 まして、ヘッドライトに驚いて立ちすくむネコやタヌキを、 助ける様な動きができるだろうか? 人間大くらいの障害物なら避けられるそうだが。 そうすると、 自動運転が普及→轢かれるネコやタヌキが増える→ 天敵が減ってネズミ大繁殖→桶が齧られる→ 桶屋が儲かる。 つまり、「自動運転が普及すると、桶屋が儲かる。」 のである。 |
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